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自宅サーバのメンテナンス

年末から年始に掛けて,実家に帰っていて時間があったので,自宅サーバの再セットアップを行いました.

サーバの調子がおかしい?

実は昨年の11月末くらいから,サーバの調子がおかしくて,起動はするものの数時間も経たないうちにフリーズしてしまう現象に見舞われていました.PuTTYで外部ネットワークからSSH接続で作業していて,突然ブツッと接続が切れてしまいます.直接コンソールで作業しても同じ現象が発生します.その後再接続してもうんともすんとも言わず,Apacheも応答せず,途方にくれていました.
そこで時間があるときに,OS再インストールでもするか,と思って年末年始にそれを実行に移したわけです.

で,結果

結局再インストールしても状況は変わらず.現象が再現しました.そこでハードウェアの故障を疑いました.
まずメモリ.Memtest86を入れて6サイクルぐらいテストを掛けてみました.エラーなし.
次,HDD.smartの情報を見ても何もエラーは出ていなかったので,こちらの故障は考えにくいとは思いながらも,他のデスクトップPCに接続してみても,特に異常は見受けられませんでした.
あとはマザーボードとCPUなんですが,これは購入時期が1年くらい前で,横で5年以上経過しているデスクトップPCが元気に動作しているのを見ると故障は考えにくく,こりゃついに八方塞がりかな,とあきらめかけました.

最後の悪あがき

でWeb検索をしたところ,それらしい情報を見つけました.
AKI ON WEB: 404 ファイルが見つかりません

今回の障害はVIA C3に由来する障害でした。 CentOSに関わらず他のLinuxをお使いの方も関係するかもしれません。 あまり該当する人はいないかもしれませんが、参考までに書きます。
結論的に言うとVIA C3が載っているPCでcpuspeedを起動していると、突然フリーズしてしまう障害に見舞われる可能性があります。 特にCPUの負荷が高くなっているときに起きやすいみたいです。

対策ですが、cpuspeedを無効にすれば回避できます。cpuspeedはシングルユーザーモードでも生きていますのでご注意。

私の環境,VIA C3ではなく,Athlon X2 BE-2350 ですがこれが原因だったようです.cpuspeedはランレベル3では無効にしていたものの,シングルユーザーモードでは生きていました.で,これを切ってみたら,安定しました.2日連続で起動していますが,特に問題なく稼動し続けています.AKI ON WEBさん感謝です.
私はH/Wには明るくないのですが,どうやらマザーボードにVIA製のチップセットが乗っているものを使っている*1ために同様の現象が起きていたのかな,と思います.シングルユーザーモードでは生きている,というのも落とし穴の一つでした.でもおかげで勉強になったかな,と思っています.
とにもかくにも,環境が安定したのでこれから安心してセットアップできます.なんだかやる気がでてきたぞw

*1:M2V-MX SE