BPStudy #31 に行ってきた
最近全然勉強会に行けてなかったんですが、なんとか仕事の都合をつけて参加してきました。
テーマは、継続的インテグレーションツール「Hudson」ということで、Hudsonコミッタのid:cactusmanさん。
個人的には、最近はチーム管理の仕事がメインになってきてて、HudsonやMaven、Trac/Redmineなどのツールを使ったプロジェクト運営の領域に興味がわいてきたこともあって、今回参加させていただきました。
内容のログや、Twitterのまとめは以下でまとめてくれているので、そちらを参照推奨です。id:kashisanさん、id:ikikkoさん++
上記で内容はバッチリだと思うので、僕個人が期待していたこと/聞きたかったこと、話を聞いてみて思ったこと・感想などを書こうと思います。
聞きたかったこと、期待してたこと
懇親会でもid:cactusmanさんが気にされていましたがw
僕個人の立ち位置としては、Hudsonがどんなツールでどういうことを実現してくれるのか、という概念的なところの前提知識はあるレベルでの参加でした。ただ、僕は「CIって何それ?おいしいの?」というチームメンバーが多数派の悪名高き10年泥系SIerの環境に身を置いていますので、まずは導入にあたってチームメンバーへの啓蒙をどう行ったらよいのか、どの部分をメリットとして訴えればいいのか、といったところが聞きたかったところになります。
そういう意味では、CIとは何か、といった所からお話ししていただけたのはとてもありがたかったと思いました。メンバーに説明をするのに、やってること自体は今まで何ら変わらないんだよ、ただそれを楽しようとしてるだけなんだよ、ということをわかってもらえばいいのだという考えに自信を持つことができましたし。
SIerの特に客先常駐部隊に属していると、とにかく「変化」に対してものすごい抵抗に遭います。RedmineやPukiwikiなどを導入しようとしたこともありますが、今までやってきたやり方でうまくいっているのに、どうしてわざわざ新しいことをやらなければいけないんだ、覚えるのがめんどくさい、使い方がわからない、それで何がよくなるのかよくわからない、などなど。
そういう抵抗を打ち破るには、「変化」ではないことを強調するのが一つの手かなぁと思った今日この頃です。
ただ、道は長い…
そして、話の中にあった「メリットがあるのになぜ広まらないか」を聞いて、自分の環境への導入は千里の道だなぁという感想をもちましたw
その主な理由は、所謂SIer的な文化に拠るところが大きいのですが、いくつか挙げてみると
- テスト必須
- 開発途中での導入が難しい
- 保守メイン
- 新規プロジェクトもないこともないけど…
- ビルドが通らない
- 上司などに理解されない
などなど、ネガティブな点ばかりが上がってしまって、結局個人レベルで行える部分には限界があって、草の根でもなんでもまわりをうまく巻き込んでいけるような雰囲気作りから始めないといけないなーと思ったのが正直な感想です。
とりあえず
ローカルにHudson入れてみろ、話はそれからだ
ということで1歩ずつですかね。
懇親会、その他感想
感謝
主催の@haru860さん、今回MCのid:cactusmanさん、懇親会でお話しした皆様、貴重な機会をありがとうございました!